草地(読み)そうち

  • くさち
  • そうち サウ‥
  • そうち〔サウ〕
  • 草地 grassland

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

おもに家畜放牧,または飼料類の採取に利用される土地。草地は生態学上の草原のうち,おもに畜産に利用されているところをいうが,利用上の区分として放牧 (草) 地と採草地に分けられる。草地は以前は牧野 (ぼくや) と呼ばれることが多かった。なお行政上の区分としては,農地法では,農地以外の土地で,主として耕作または養畜の事業のための採草または家畜の放牧の目的に供されるものを採草放牧地としている。

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世界大百科事典 第2版の解説

主として養畜のための採草または放牧のために供される耕地以外の土地で,採草放牧地ともいう。緑肥生産に利用されることもある。
[草地の種類]
 草地は植生と利用法によって次のように区分される。植生を基準にした場合,植生がシバススキ,ササ類などの野草からなる草地を野草地,オーチャードグラスラジノクローバーなどの牧草からなる草地を牧草地に区分し,後者はさらに,寒地原産のオーチャードグラスなどを植生とする寒地型牧草地と暖地原産のバヒアグラスなどを植生とする暖地型牧草地とに細区分される。

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 草の生えている土地。
※家(1910‐11)〈島崎藤村〉下「雑木林の間を通り抜けたところに、草地がある」
〘名〙 草(くさ)だけ生えている所。草原。くさち。

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世界大百科事典内の草地の言及

【草原】より

…樹木の伐採,採草,放牧,火入れなどの人為的な植生の破壊の後,植生の回復過程が自然のままに放置されてできた草原は半自然草原と呼ばれる。農学的には草地という語を用いる。この場合,上記の半自然草原を自然草地といい,植生の回復過程までも人為的に管理している農耕的に造成した草原を人工草地という。…

【農地】より

…水田,普通畑,樹園地,桑畑などの肥培管理を行っている土地である耕地と,草地(牧草地や採草放牧を行う草生の土地)を農地という。農地法上は〈耕作の目的に用いられる土地〉をいうが,現在は耕作されていなくても,耕作しようとすればいつでも耕作できるような休耕地や不耕作地もこれに含まれる。…

※「草地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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