蛙の願立(読み)かえるのがんだて

精選版 日本国語大辞典 「蛙の願立」の意味・読み・例文・類語

かえる【蛙】 の=願立(がんだて)[=立願(りゅうがん)

  1. 祈りのかいがあって、蛙が人間のように歩けるようになり、手足前向きについたが、目がもと通りうしろにあるので、身動きできず死んでしまったという寓話から、ずさんな考えや計画のために失敗することのたとえ。
    1. [初出の実例]「かゑるのぐゎんだて」(出典:北条氏直時代諺留(1599頃))

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