蛙の願立(読み)かえるのがんだて

精選版 日本国語大辞典 「蛙の願立」の意味・読み・例文・類語

かえる【蛙】 の=願立(がんだて)[=立願(りゅうがん)

  1. 祈りのかいがあって、蛙が人間のように歩けるようになり、手足前向きについたが、目がもと通りうしろにあるので、身動きできず死んでしまったという寓話から、ずさんな考えや計画のために失敗することのたとえ。
    1. [初出の実例]「かゑるのぐゎんだて」(出典:北条氏直時代諺留(1599頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android