蛤町続佐賀町代地(読み)はまぐりちようつづきさがちようだいち

日本歴史地名大系 「蛤町続佐賀町代地」の解説

蛤町続佐賀町代地
はまぐりちようつづきさがちようだいち

[現在地名]江東区深川一―二丁目

入堀いりぼり川南岸に沿う代地。佐賀町代地・深川佐賀ふかがわさが町代地とも称した。東は蛤町、西はあぶら堀、南は北本所きたほんじよ代地町。蛤町には干鰯場の江川場があったため江川場えがわば通称がある。文政町方書上によると、元禄一二年(一六九九)四月築地普請奉行深津八郎右衛門により、佐賀町元地の上之かみの橋・中之なかの橋・下之橋の掘割(仙台堀・中之堀・油堀)の拡幅工事が行われ、収公された土地の代地として翌年設定された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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