デジタル大辞泉 「蜂吹く」の意味・読み・例文・類語 はち‐ぶ・く【蜂吹く】 [動カ四]口をとがらせて文句を言う。不平を言う。「鼻などうち赤めつつ―・き言へば」〈源・松風〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「蜂吹く」の意味・読み・例文・類語 はち‐ぶ・く【蜂吹】 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 ふくれ面をする。口をとがらせて抗弁する。不平をいう。[初出の実例]「ひけがちにつなしにくき顔を、鼻などうちあかめつつ、はちふきいへば」(出典:源氏物語(1001‐14頃)松風)「源氏にはちふくとはうけひかぬ心とぞ」(出典:俳諧・類船集(1676)波) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例