蜘手興野(読み)くもでごうや

日本歴史地名大系 「蜘手興野」の解説

蜘手興野
くもでごうや

[現在地名]白根市蜘手興野

信濃川左岸、十二道島じゆうにどうじま村の南に連なる。開発年代は不詳であるが、相田某が三島さんとう与板よいた(現与板町)の在から来村し、開拓を進めたという(中蒲原郡誌)。鎮守諏訪神社は元和六年(一六二〇)勧請と伝える。近世を通じて新発田藩領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android