蜻蛉羽(読み)アキツハ

デジタル大辞泉 「蜻蛉羽」の意味・読み・例文・類語

あきつ‐は【蜻蛉羽】

トンボはね。また、そのように薄く美しい布。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蜻蛉羽」の意味・読み・例文・類語

あきつ‐は【蜻蛉羽】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「あきづは」 )
  2. トンボの羽。薄く透きとおって美しいので、羅(うすもの)などのたとえや形容に用いる。
    1. [初出の実例]「秋津羽(あきづは)の袖振る妹を玉くしげ奥に思ふを見給へあが君」(出典万葉集(8C後)三・三七六)
  3. あきつ(秋津)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む