とんぼ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「とんぼ」の解説

とんぼ

歌舞伎の殺陣 (たて) の用語。立回りのとき,主役に投げられたりして,もんどりうって宙返りをする演技。とんぼを切る,または返るという。散楽や田楽のなかにあった曲芸的要素が歌舞伎に入ったといわれる。端役に必須の芸で,種類は「三徳」「後返り」「返り立ち」「返り込み」など数多くある。これらが組合わされて殺陣の場面が成立する。

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デジタル大辞泉プラス「とんぼ」の解説

とんぼ

けんのひとつ。玉を地面対してほぼ水平になったけん先に乗せて静止させる。

とんぼ

①日本のテレビドラマ。放映はTBS系列(1988年10月~11月)。全8回。脚本:黒土三男。出演:長渕剛秋吉久美子、哀川翔ほか。第7回向田邦子賞受賞。
②日本のポピュラー音楽シンガーソングライター、長渕剛。1989年発売。①の主題歌。同年オリコン年間シングルチャート第3位。

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百科事典マイペディア「とんぼ」の解説

とんぼ

歌舞伎のたての一技法。立回りのなかで,投げられたり,斬られたりするが,舞台に手をつかずに宙返りをすること。この動作を〈とんぼを切る〉,または単に〈返る〉ともいう。おもに端役の演技で,主役の強さを誇張する技法。

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