蝋茶(読み)ろうちゃ

精選版 日本国語大辞典 「蝋茶」の意味・読み・例文・類語

ろう‐ちゃラフ‥【蝋茶・臘茶】

  1. 〘 名詞 〙 茶の一種。茶を餠のようにかため蝋を塗ったものか。
    1. [初出の実例]「七所勝負行資一矢数勝、懸物臘茶也」(出典:看聞御記‐永享四年(1432)二月六日)
    2. [その他の文献]〔帰田録‐上〕

らっ‐ちゃ【蝋茶・団茶】

  1. 〘 名詞 〙だんちゃ(団茶)
    1. [初出の実例]「蝋茶 ラッチャ 又作団茶」(出典:文明本節用集(室町中))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android