蝙蝠眼(読み)こうもりまなこ

精選版 日本国語大辞典 「蝙蝠眼」の意味・読み・例文・類語

こうもり‐まなこかうもり‥【蝙蝠眼】

  1. 〘 名詞 〙 暗い時しか目が見えない蝙蝠のように、判断力が確かでなく、また、見解が狭い人をののしっていう語。
    1. [初出の実例]「いきちょん姿でなくっちゃア通でねいと心得るは、本の蝙蝠眼(カウモリマナコ)といふものサ」(出典洒落本・大通多名於路志(1772‐81頃))

蝙蝠眼の補助注記

蝙蝠は夕暮れ時に活動するので、このように考えた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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