血気の勇(読み)ケッキノユウ

デジタル大辞泉 「血気の勇」の意味・読み・例文・類語

けっき‐の‐ゆう【血気の勇】

一時意気に任せて、先のことを考えない勇気。向こう見ずの一時的な勇気。「血気の勇にはやる」

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精選版 日本国語大辞典 「血気の勇」の意味・読み・例文・類語

けっき【血気】 の 勇(ゆう)

  1. 血気にかられた一時の勇気。むこうみずな勇気。猪勇(ちょゆう)
    1. [初出の実例]「孔子子路が血気の勇ををさへて、暴虎馮河の喩をとれり」(出典:応永本論語抄(1420)述而第七)
    2. [その他の文献]〔孟子章句‐公孫丑上〕

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