血池地獄(読み)ちのいけじごく

精選版 日本国語大辞典 「血池地獄」の意味・読み・例文・類語

ちのいけ‐じごく‥ヂゴク【血池地獄】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ちのいけ(血池)
    1. [初出の実例]「産婦で死んだれば血の池地獄にをるであらう」(出典:歌舞伎・毛抜(日本古典全書所収)(1742))
  3. 転じて、酸化鉄を含むために水の色の赤い池。大分県別府市の亀川温泉の噴湯が知られる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android