行きは良い良い帰りは恐い(読み)ゆきはよいよいかえりはこわい

ことわざを知る辞典 の解説

行きは良い良い帰りは恐い

行く時は何事もなくうまく行くが、帰る時には恐ろしいことがおきそうで行くのがためらわれる。

[使用例] 行きはよいよい帰りはこわい。また亀の背に乗って、浦島はぼんやり竜宮から離れた。へんな憂愁が浦島の胸中に湧いて出る[太宰治*お伽草紙|1945]

[解説] 子どもの遊び「通りゃんせ」から出たもの。

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む