行き合ひの空(読み)ユキアイノソラ

デジタル大辞泉 「行き合ひの空」の意味・読み・例文・類語

ゆきあい‐の‐そら〔ゆきあひ‐〕【行き合ひの空】

夏から秋へと移り変わるころの空。
「夏衣かたへ凉しくなりぬなり夜やけぬらん―」〈新古今・夏〉
牽牛けんぎゅう織女星が出会う七夕の空。
万代よろづよに君ぞ見るべき七夕の―を雲の上にて」〈金葉・秋〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android