行くさ(読み)ユクサ

デジタル大辞泉 「行くさ」の意味・読み・例文・類語

ゆく‐さ【行くさ】

行く時。行きがけ。
「―には二人我が見しこの崎をひとり過ぐれば心悲しも」〈・四五〇〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「行くさ」の意味・読み・例文・類語

ゆく‐さ【行さ】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「さ」は接尾語 ) 行くとき。行く途中。ゆきしな。
    1. [初出の実例]「去左(ゆくサ)には二人吾が見しこの崎を独り過ぐれば心悲しも」(出典万葉集(8C後)三・四五〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む