行別れる(読み)ユキワカレル

デジタル大辞泉 「行別れる」の意味・読み・例文・類語

ゆき‐わか・れる【行(き)別れる】

[動ラ下一][文]ゆきわか・る[ラ下二]互いに別々の方向へ別れて行く。いきわかれ。「東と西とに―・れる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「行別れる」の意味・読み・例文・類語

ゆき‐わか・れる【行別】

  1. 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]ゆきわか・る 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 行って別れ別れになる。互いに別れて行く。別れ行く。いきわかれる。
    1. [初出の実例]「ももしきの 大宮人は 去別(ゆきわかれ)なむ」(出典万葉集(8C後)二・一五五)
    2. 「なげくなげく御法事もすぎぬれば人々ゆきわかれ給ひぬ」(出典:苔の衣(1271頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む