行大名の帰り乞食(読み)ゆきだいみょうのかえりこじき

精選版 日本国語大辞典 「行大名の帰り乞食」の意味・読み・例文・類語

ゆき【行】 大名(だいみょう)の帰(かえ)り乞食(こじき)

  1. 旅行などで、往路はまるで大名のように豪勢に金を使い、帰路には旅費が乏しくなって、乞食のようにみじめな思いをすること。最初に無計画に金を使ったばかりに、あとではどうにも動きがとれなくなってしまうこと。
    1. [初出の実例]「私共は、行き大名の帰り乞食で、切り詰めの道中だから」(出典:歌舞伎・善悪両面児手柏(妲妃のお百)(1867)四幕)

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