行大名の帰り乞食(読み)ゆきだいみょうのかえりこじき

精選版 日本国語大辞典 「行大名の帰り乞食」の意味・読み・例文・類語

ゆき【行】 大名(だいみょう)の帰(かえ)り乞食(こじき)

  1. 旅行などで、往路はまるで大名のように豪勢に金を使い、帰路には旅費が乏しくなって、乞食のようにみじめな思いをすること。最初に無計画に金を使ったばかりに、あとではどうにも動きがとれなくなってしまうこと。
    1. [初出の実例]「私共は、行き大名の帰り乞食で、切り詰めの道中だから」(出典:歌舞伎・善悪両面児手柏(妲妃のお百)(1867)四幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む