行相神社(読み)ゆきあいじんじや

日本歴史地名大系 「行相神社」の解説

行相神社
ゆきあいじんじや

[現在地名]豊玉町田 船蔵

船蔵ふなぐら鎮座。旧村社。現祭神は皇孫神・大己貴命とするが、未詳。「三代実録」貞観一二年(八七〇)三月五日条にみえる「行相神」に比定する説があり、従五位上を与えられている。「延喜式」神名帳には上県郡一六座の一つ「行相ユキアヒノ神社」とある。宝暦一〇年(一七六〇)の大小神社帳は、貞享三年(一六八六)の神社誌にもみえる村の王子若宮が古くは行相神社または由幾於伊乃ゆきおいの神社とも称したとしている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android