表神保町(読み)おもてじんぼうちよう

日本歴史地名大系 「表神保町」の解説

表神保町
おもてじんぼうちよう

[現在地名]千代田区一ッ橋ひとつばし一丁目・神田神保町かんだじんぼうちよう一丁目・神田小川町かんだおがわまち三丁目

明治五年(一八七二)起立。裏神保町の南に位置する町。江戸時代はおおむね武家地で、北側の往還を里俗に神保小路と称していた(御府内備考)。小路の名称は、元禄二年(一六八九)旗本神保長治が神田小川町に九九五坪の屋敷地を拝領してからという(神保家文書・「神田文化史」)。寛永江戸図では松平志摩・佐久間河内などが屋敷を構えている。沿革図書などによると、延宝年間(一六七三―八一)は新見備中守など九軒の武家地であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む