表銘(読み)オモテメイ

デジタル大辞泉 「表銘」の意味・読み・例文・類語

おもて‐めい【表銘】

日本刀中子なかごにある銘。刃を下にして腰に差したとき、外側になる面に彫る。刀工名・その出身地・製造地名などからなる。⇔裏銘

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「表銘」の意味・読み・例文・類語

おもて‐めい【表銘】

  1. 〘 名詞 〙 刀の中子(なかご)、すなわち、刀身の柄にはいった部分にある銘。刃を下にして腰に佩いた場合、外側に出るように、太刀の佩表に彫ったもの。刀工名、出身地、住所、刀を鍛えた地名などを彫る。⇔裏銘

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android