精選版 日本国語大辞典 「衽形」の意味・読み・例文・類語
おくび‐なり【衽形】
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) =おくみなり(衽形)
- [初出の実例]「有明の山に入江のおくひ形り〈支考〉 寺は木の間に鐘のきこゆる〈芦本〉」(出典:俳諧・三疋猿(1704)花見ざる)
おくみ‐なり【衽形・袵形】
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 衽先のように斜めになった形。また、そのようなさま。おくびなり。
- [初出の実例]「川柳が所謂居候おくみなりの餠を食ふ」(出典:洒落本・客衆一華表(1789‐1801頃)叙)
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...