日本歴史地名大系 「袋口村」の解説 袋口村ふろくむら 愛媛県:喜多郡内子町袋口村[現在地名]内子町袋口小田(おだ)川支流麓(ふもと)川の中流左岸から中山(なかやま)川右岸の地を占める標高五〇〇メートルの畑の多い小村。慶安元年伊予国知行高郷村数帳(一六四八)の喜多郡の項に「袋口村 茅山有」とある。大洲藩領。元文五年(一七四〇)の「大洲秘録」によれば、米・大豆・竹の土産があり、宝暦一二年(一七六二)の「紙御役所御仕法旧記」(曾根家文書)によれば、半紙漉一〇二人を数える紙漉の村であった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by