袖を返す(読み)そでをかえす

精選版 日本国語大辞典 「袖を返す」の意味・読み・例文・類語

そで【袖】 を 返(かえ)

  1. 袖を裏返しにする。昔は、こうして寝ると、思う人が自分の夢の中に現われる、または、思う人の夢に自分が現われることができると言い伝えられていた。
    1. [初出の実例]「吾背子が袖反(そでかへす)夜の夢(いめ)ならしまことも君に逢へりし如し」(出典万葉集(8C後)一一・二八一三)
  2. 袖をひるがえす。
    1. [初出の実例]「立ちてのどかにそでかへす所をひとをれ気色ばかり舞ひ給へるに」(出典:源氏物語(1001‐14頃)花宴)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む