袖梅(読み)そでのうめ

精選版 日本国語大辞典 「袖梅」の意味・読み・例文・類語

そで‐の‐うめ【袖梅】

  1. 江戸時代、江戸新吉原の遊里で愛用された酔いざましの薬。正徳一七一一‐一六年間、吉原伏見町に住んでいた隠者天渓というものが調製したものという。
    1. [初出の実例]「心肺の二ッをそんさし給はば袖の梅のかほりもとどかぬ病のたねをうへ給ふべし」(出典:洒落本・交代盤栄記(1754)跋)

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