袖笠雨(読み)ソデガサアメ

デジタル大辞泉 「袖笠雨」の意味・読み・例文・類語

そでがさ‐あめ【袖×笠雨】

袖笠でしのげるほどのわずかな雨。
「―のやどりにも心とどめぬかり枕」〈浄・歌念仏

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「袖笠雨」の意味・読み・例文・類語

そでがさ‐あめ【袖笠雨】

  1. 〘 名詞 〙 袖を笠のかわりとしてしのげるほどの弱い雨
    1. [初出の実例]「袖笠雨のぬれぐらいは、立いっても見よかし」(出典:浮世草子・好色貝合(1687)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android