袖笠(読み)ソデガサ

デジタル大辞泉 「袖笠」の意味・読み・例文・類語

そで‐がさ【袖×笠】

袖を頭上にかざして笠の代わりにすること。
「柳の五重に紅の袴着て、―かづける女房あり」〈盛衰記・四二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「袖笠」の意味・読み・例文・類語

そで‐がさ【袖笠】

〘名〙 袖を頭上にかざして笠のかわりとすること。
堀河百首(1105‐06頃)冬「晴くもり定めなければ初時雨いもが袖笠かりてきにけり〈藤原基俊〉」

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