裂創(読み)レッソウ

デジタル大辞泉 「裂創」の意味・読み・例文・類語

れっ‐そう〔‐サウ〕【裂創】

裂傷」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「裂創」の意味・読み・例文・類語

れっ‐そう‥サウ【裂創】

  1. 〘 名詞 〙 反対方向への牽引力、または骨などの上の組織に加わった圧迫力により、組織が弾力性以上に伸展した時に起こる外傷
    1. [初出の実例]「左耳下ははれ上り、裂創があった」(出典:鑑識捜査(1958)〈遠藤徳貞〉一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の裂創の言及

【傷】より

…皮膚に対して垂直に打ち下ろしたときには,その断面はくさび形であるが,切線方向に作用した場合には弁状割創となるか,あるいはその弁状部も切り落として面状割創となる。創洞内に組織が橋架状に残っていない点が挫裂創と異なる。一般に割創は作用力が強大で,骨折や大血管からの出血を伴うことが多く,組織の挫滅を生じて感染の危険性も大きく,致命的な場合が多い。…

※「裂創」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ゲリラ豪雨

突発的に発生し、局地的に限られた地域に降る激しい豪雨のこと。長くても1時間程度しか続かず、豪雨の降る範囲は広くても10キロメートル四方くらいと狭い局地的大雨。このため、前線や低気圧、台風などに伴う集中...

ゲリラ豪雨の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android