裏へ回る(読み)ウラヘマワル

デジタル大辞泉 「裏へ回る」の意味・読み・例文・類語

うらまわ・る

人目につかないところで行動する。「―・って画策する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「裏へ回る」の意味・読み・例文・類語

うら【裏】 へ 回(まわ)

  1. 表面に出て堂々とふるまうのではなく、相手の目につかない、隠れた立場に立つ。
    1. [初出の実例]「裏へ廻って卑劣な振舞をするとは」(出典:坊っちゃん(1906)〈夏目漱石〉六)
  2. 行き過ぎて無益になる。
    1. [初出の実例]「御分別が裏へ廻ったと申したは余の義でない」(出典:浄瑠璃・日蓮記児硯(1749)一)

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