裏へ回る(読み)ウラヘマワル

デジタル大辞泉 「裏へ回る」の意味・読み・例文・類語

うらまわ・る

人目につかないところで行動する。「―・って画策する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「裏へ回る」の意味・読み・例文・類語

うら【裏】 へ 回(まわ)

  1. 表面に出て堂々とふるまうのではなく、相手の目につかない、隠れた立場に立つ。
    1. [初出の実例]「裏へ廻って卑劣な振舞をするとは」(出典:坊っちゃん(1906)〈夏目漱石〉六)
  2. 行き過ぎて無益になる。
    1. [初出の実例]「御分別が裏へ廻ったと申したは余の義でない」(出典:浄瑠璃・日蓮記児硯(1749)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android