裏納所村(読み)うらのうそむら

日本歴史地名大系 「裏納所村」の解説

裏納所村
うらのうそむら

[現在地名]多久市東多久町ひがしたくまち納所 裏納所

納所村の南、長崎街道に面する砥川谷とがわたに(現小城郡牛津町)に接し、村の東方は水田が牛津川沿いに広がっている。後背は両子ふたご山系の南の一支峰三宝さんぽう山で、その東山麓に位置している。

この村の推移は片山里かたやまさと村・諸松もろまつ村そして秋田氏にかかわる納所村となり、郷村としての初見は元文四年(一七三九)の田畠帳で、地米高一三一石四斗五升八合となっている。

この村の小集落として「丹邱邑誌」は「高木・西谷・中林・西辺田・野副・中小路」をあげている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android