裏納所村
うらのうそむら
[現在地名]多久市
東多久町納所 裏納所
納所村の南、長崎街道に面する砥川谷村(現小城郡牛津町)に接し、村の東方は水田が牛津川沿いに広がっている。後背は両子山系の南の一支峰三宝山で、その東山麓に位置している。
この村の推移は片山里村・諸松村そして秋田氏にかかわる納所村となり、郷村としての初見は元文四年(一七三九)の田畠帳で、地米高一三一石四斗五升八合となっている。
この村の小集落として「丹邱邑誌」は「高木・西谷・中林・西辺田・野副・中小路」をあげている。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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