ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「補償深度」の意味・わかりやすい解説
補償深度
ほしょうしんど
compensation depth
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…先に述べたように,水中に透入した太陽光は水深とともに減衰していくので,植物プランクトンが光合成を行えるのは,湖の表層近くの水中に限られ,その下限は水中光度が湖表面の値の1%に低下する深度にあたる。この深度を補償深度といい,それから上の湖表面までの水中では光合成生産が活発に進むので,生産層という。生産層の深さは経験的にほぼ透明度の2.5~3倍の深さにあたる。…
※「補償深度」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」