補償要素(読み)ほしょうようそ(その他表記)compensator

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「補償要素」の意味・わかりやすい解説

補償要素
ほしょうようそ
compensator

フィードバック制御システムにおいて,システムの不安定性をなくす役割をもつ構成要素。サーボ機構ではフィードバック制御を行うが,入力信号の変化に対する出力信号 (位置) の追従性 (変化の過渡時における速応性と定常時における偏差) をよくし,また安定性が保たれるように設計しなければならない。そのためにたとえばサーボモータを用いる電気式サーボ機構では,適当な位置に直列補償要素あるいはフィードバック補償要素を挿入する。直列補償ではゲイン調整のほか,位相遅れ要素 (積分回路) および位相進み要素 (微分回路) を用いるのが普通である。またときにはサーボモータの出力軸に粘性抵抗を与える負荷補償法も使われる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む