最新 地学事典 「複合斜交成層」の解説
ふくごうしゃこうせいそう
複合斜交成層
compound cross stratification
リップルやデューンなどのベッドフォームの移動が,それ自体が移動している,より巨大な波状のベッドフォームの上で行われる場合に形成される斜交層理。形成される斜交成層は,より高次のベッドフォーム表面の傾斜角や,両方のベッドフォームの移動速度の関係などに対応して,セット境界の傾斜はさまざまであり,リップルやデューンと高次のベッドフォームの波高の比に対応して,セットの厚さや産状がさまざまな変化を呈する。英語名称はJ.R.L.Allen(1982)による。また,日本語訳は必ずしも定着したものではない。参考文献:J.R.L.Allen(1982) Sedimentary structures:Their character and physical basis, Vol.2,Elsevier
執筆者:久富 邦彦
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

