西下赤江村(読み)にししもあかえむら

日本歴史地名大系 「西下赤江村」の解説

西下赤江村
にししもあかえむら

[現在地名]富山市下赤江二丁目など

神通川右岸、赤江川の西岸に隣接する。江戸初期は赤江川両岸に位置した加賀藩領下赤江村のうちで、万治三年(一六六〇)の領地替で同川西岸が富山藩領となる。西は上奥井かみおくい村。本来下赤江村と称され、西下赤江村は東岸の加賀藩領の同名村と区別するための通称。元禄一一年(一六九八)郷村高辻帳によると、親村のくぼ村の北西四町にある枝村新田で高三九石、無家村であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android