西久保普門院門前(読み)にしくぼふもんいんもんぜん

日本歴史地名大系 「西久保普門院門前」の解説

西久保普門院門前
にしくぼふもんいんもんぜん

[現在地名]港区虎ノ門とらのもん五丁目

西久保八幡社の門前町屋。西は同社と普門院境内、北は大養だいよう寺と同寺門前、南は飯倉いいぐら一丁目、西久保通を隔てて東は神谷かみや町・御小姓組木下家屋敷・小森家屋敷・寄合宇津家屋敷。元文二年(一七三七)五月八幡宮別当普門院の境内のうち一九五坪に町家作が許され普門院門前と唱えた。町奉行支配に編入された時期は不明。町内の間数は田舎間で南北表・裏幅とも一九間余、東西奥行一〇間。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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