西域画(読み)さいいきが

精選版 日本国語大辞典 「西域画」の意味・読み・例文・類語

さいいき‐がサイヰキグヮ【西域画】

  1. 〘 名詞 〙 三世紀から一〇世紀ごろにかけて、東トルキスタン(現在の中国新疆ウイグル自治区)のオアシス都市国家で制作された壁画板絵など。仏教東伝に伴い、ガンダーラ美術チベット、中国、さらにビザンティン、ササンなどの様式が混合した仏画が多い。二〇世紀にはいって発掘された。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android