西大崎村(読み)にしおおさきむら

日本歴史地名大系 「西大崎村」の解説

西大崎村
にしおおさきむら

[現在地名]三条市西大崎・曲渕まがりふち二丁目・三竹さんちく一―二丁目・下坂井しもさかい田島たじま二丁目

五十嵐いからし川右岸、東大崎村の西に位置する。中世は大崎保の地であった。近世初期にはまだ東西二村に分れず、正保国絵図で分けて記される。三条藩領の後、幕府領を経て慶安二年(一六四九)から村上藩領となる。延宝四年(一六七六)検地帳(西大崎区有文書)によると田方六〇町七反余・畑方二六町五反余で八八四石八斗余、名請人は八一人である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ワーキングホリデー

協定締結国の国民に対し,休暇の機会と,その間の滞在費用を補う程度の就労を認める査証(ビザ)を発給する制度。二国間の協定に基づき,国際的視野をもった青少年を育成し,両国間の相互理解と友好関係を促進するこ...

ワーキングホリデーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android