西川義正(読み)ニシカワ ヨシマサ

20世紀日本人名事典 「西川義正」の解説

西川 義正
ニシカワ ヨシマサ

昭和・平成期の畜産学者 京都大学名誉教授;パラグアイ国立アスンション大学名誉教授。



生年
大正2(1913)年3月3日

没年
平成6(1994)年2月27日

出生地
富山県

別名
別名=清童

学歴〔年〕
東京帝国大学農学部獣医学科〔昭和11年〕卒

学位〔年〕
農学博士

主な受賞名〔年〕
毎日新聞学会賞〔昭和27年〕,日本農学賞安藤賞(昭31年度),農林大臣賞〔昭和36年〕,日本学士院賞〔昭和39年〕,日本農業研究所賞〔昭和43年〕,西川畜産奨学財団賞〔昭和43年〕,西ドイツ政府大功労十字勲章〔昭和50年〕,勲二等旭日重光章,建国大学名誉理学博士,ミュンヘン大学名誉獣医学博士

経歴
昭和11年4月農林省畜産試験技官、32年4月京都大学農学部教授、51年3月帯広畜産大学学長、59年〜ら平成3年富山女子短期大学学長。世界畜産学会会長もつとめた。趣味の尺八は琴古流師範で「清童」と号する。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西川義正」の解説

西川義正 にしかわ-よしまさ

1913-1994 昭和-平成時代の畜産学者。
大正2年3月3日生まれ。農林省畜産試験場技官をへて,昭和32年京大教授となる。のち帯広畜産大学長,富山女子短大学長をつとめた。家畜人工授精精子の凍結保存を研究。ホルモン処理による家畜繁殖の生理学的研究で,39年学士院賞。世界畜産学会会長。平成6年2月27日交通事故で死去。80歳。富山県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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