改訂新版 世界大百科事典 「西康省」の意味・わかりやすい解説
西康省 (せいこうしょう)
Xī kāng shěng
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…いずれも1950年,解放された。西部高原地区の大部分は清代にはチベット東部などとともに打箭炉(だせんろ)すなわちダルド(康定)を首府とするカム(康)に編入されていたが,民国には西康特別区,のち西康省となり,四川省は55年,金沙江以東を合併,拡大した。しかし,1980年代以降,改革開放体制のもと,1億1300万をこす中国最大の省人口となり,就業や行政管理にも困難をもたらすこととなった。…
…13世は旅装を解くいとまもなく,今度はインドに亡命した。清はダライ・ラマを罷免し,カム地方に西康省を建てて直轄地とした。清に占領されたラサではパンチェン・ラマ6世が迎えられて清に協力した。…
※「西康省」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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