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西康省 せいこうしょうXī kāng shěng

世界大百科事典 第2版の解説

せいこうしょう【西康省 Xī kāng shěng】

中国の旧省名。現在の四川省西部とチベット自治区東部を範囲とした。1914年川辺特別区が設けられ,28年西康省と改められた。39年,四川省に属していた雅安,西昌等の県を編入して,正式に省を設けた。省都は康定(打箭炉(だせんろ))であった。50年金沙江以西地区を昌都地区と改めたが,55年西康省を廃止,金沙江以東地区を四川省に復帰させ,56年昌都地区をチベット自治区に復帰させた。【河野 通博】

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世界大百科事典内の西康省の言及

【四川[省]】より

…いずれも1950年,解放された。西部高原地区の大部分は清代にはチベット東部などとともに打箭炉(だせんろ)すなわちダルド(康定)を首府とするカム(康)に編入されていたが,民国には西康特別区,のち西康省となり,四川省は55年,金沙江以東を合併,拡大した。しかし,1980年代以降,改革開放体制のもと,1億1300万をこす中国最大の省人口となり,就業や行政管理にも困難をもたらすこととなった。…

【チベット】より

…13世は旅装を解くいとまもなく,今度はインドに亡命した。清はダライ・ラマを罷免し,カム地方に西康省を建てて直轄地とした。清に占領されたラサではパンチェン・ラマ6世が迎えられて清に協力した。…

※「西康省」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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