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雅安 があん

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百科事典マイペディアの解説

雅安【があん】

中国,四川省中部の都市。岷(びん)江の上流青衣江に臨み,成都とラサを結ぶ自動車道路に沿う要衝で,商業交易の中心。ことに北部の蒙山の茶(蒙頂茶)とダイオウ(大黄)の産は有名。

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世界大百科事典 第2版の解説

があん【雅安 Yǎ ān】

中国,四川省中部の市,雅安地区の主都。人口31万(1994)。四川盆地の西端にあたり,古来成都からチベットに至る重要な交易中心である。前2世紀漢代に青衣県がおかれ,7世紀隋代には蒙山さらに厳道県に改められた。のちに近くの雅安山の名をとり雅州が設けられ,唐代県はその州治となった。明代には雅州に入れられたが,清代に,はじめて雅安県となった。1951年,一時市に昇格,59年に県に再編され,83年に再び市となった。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

雅安
があん / ヤーアン

中国、四川(しせん/スーチョワン)省中西部の市。省都成都(せいと/チョントゥー)の南西約125キロメートル、揚子江(ようすこう/ヤンツーチヤン)水系岷江(びんこう/ミンチヤン)の支流青衣江(せいいこう)上流にある雅安地区の公署所在地である。かつての西康(せいこう)省(1939~55)の省都であった。四川盆地の西端にあり、ここから西へはチベット、南へは雲南(うんなん/ユンナン)地方への公路が延びる交通要地で、農産物などの物資集散が盛んである。付近の蒙山(もうざん)に産する「蒙頂黄芽(もうちょうこうが)」などの茶の産地でもあり、これらはれんが状の磚茶(だんちゃ)にしてチベットや西北地方に供給される。また、ダイオウ、オウレンなどの薬草の産地および集散地でもある。近年、発電所のほか、皮革、食品などの工場も建設され、さらに、付近には硫黄(いおう)、銅、雲母(うんも)、石綿などの地下資源もみられる。[小野菊雄]

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