西手町(読み)にしてがいちよう

日本歴史地名大系 「西手町」の解説

西手
にしてがいちよう

[現在地名]奈良市手貝てがい

京街道以西、一条通(佐保路)以北の佐保川左岸に位置。室町前期に手掻・西手掻の区別がみられ、文明年間(一四六九―八七)町内に傾世屋があった(大乗院雑事記)。元禄二年(一六八九)の家数一一(うち号所一、東大寺八幡禰宜屋敷)、竈数三四(奈良坊目拙解)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android