西村真琴(読み)ニシムラ マコト

20世紀日本人名事典 「西村真琴」の解説

西村 真琴
ニシムラ マコト

明治〜昭和期の植物学者,ロボット学者 北海道帝国大学理学部教授。



生年
明治16(1883)年

没年
昭和31(1956)年1月4日

出生地
長野県松本

学歴〔年〕
広島高師卒

経歴
教員を務めたのち、明治43年満州に渡り、奉天の南満医学堂生物学教授となる。コロンビア大学で植物学を学び、北海道帝大教授時代はマリモの研究で知られる。昭和2年大阪毎日新聞論説員学芸部顧問となり、科学啓蒙活動を行なう。3年ロボット“学天則”を製作した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西村真琴」の解説

西村真琴 にしむら-まこと

1883-1956 明治-昭和時代の植物学者。
明治16年3月26日生まれ。西村晃(こう)の父。北海道帝大教授から大阪毎日新聞論説委員に転じ,保育事業の推進や科学啓蒙活動などにつとめる。昭和3年ロボット「学天則」を製作した。昭和31年1月4日死去。72歳。長野県出身。広島高師卒。著作に「大地のはらわた」「科学奇談」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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