西村関一(読み)ニシムラ セキカズ

20世紀日本人名事典 「西村関一」の解説

西村 関一
ニシムラ セキカズ

昭和期の牧師,政治家 元・日本基督教団堅田協会牧師;元・衆院議員(社会党);元・参院議員。



生年
明治33(1900)年6月4日

没年
昭和54(1979)年8月15日

出生地
滋賀県大津市

学歴〔年〕
自由メソヂスト神学校卒

経歴
近江兄弟社の牧師となり、賀川豊彦らの影響を受け社会問題に関心を持った。昭和33年日本社会党から立候補し衆議院議員当選。その後も3回当選した。42年に参議院地方区議員に当選、2期務めた。その間、部落差別問題、永源寺ダム紛争解決に尽力、原水協分裂の和解に務めた。またベトナム戦争下の40年ベトナムに平和を求めるキリスト者緊急会議の代表として渡米。日本基督教団堅田教会の牧師を務めながら、アムネスティ・インタナショナルで国際的な人権擁護運動に尽くした。著書に「イスラエル・インド紀行」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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