西柳野村(読み)にしやないのむら

日本歴史地名大系 「西柳野村」の解説

西柳野村
にしやないのむら

[現在地名]高月町西柳野にしやなぎの

重則しげのり村の南、余呉よご川左岸平地に立地。天正一一年(一五八三)八月一日の羽柴秀吉宛行状(記録御用所本古文書)によれば、当地を領していた土豪阿閉氏領「柳野之内」二〇〇石を東玉入道(新庄直忠)に与えている。寛永石高帳に村名がみえ、高三九九石余で下総古河藩領。元禄郷帳では甲斐甲府藩領。天明村高帳では三河吉田藩領四一三石余(幕末に至る)・幕府領三七石余。幕府領は文政石高帳・天保八年郷帳では山城淀藩領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android