西河原宮ノ内遺跡(読み)にしかわらみやのうちいせき

知恵蔵 「西河原宮ノ内遺跡」の解説

西河原宮ノ内遺跡

2006年6月に、農民への稲貸し付け制度「出挙(すいこ)」に似た「貸稲」を実証する7世紀末(飛鳥時代)の年号入りなどの木簡7点が見つかった滋賀県野洲市の遺跡。琵琶湖岸にあった役所の倉庫跡で、水運を利用した行政システムがあったと推定されている。

(天野幸弘 朝日新聞記者 / 今井邦彦 朝日新聞記者 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む