最新 地学事典 「西洋梨形の地球」の解説
せいようなしがたのちきゅう
西洋梨形の地球
pear-shaped earth
1959年,人工衛星Vanguard Iの観測結果の解析から,O’Keefe・Eckels・Squireなどは,地球の形は北極で14m持ち上がり南極ではくぼんでいて西洋梨形であるとした。これは地球ポテンシャルを球面関数展開したときの帯球調和関数第3項の存在を言い表したもの。しかし,ジオイドの凹凸が±45mはあることを考えると,実際の地球の形が西洋梨形であるとはいいがたい。
執筆者:藤井 陽一郎
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

