西洋茜(読み)せいようあかね

精選版 日本国語大辞典 「西洋茜」の意味・読み・例文・類語

せいよう‐あかねセイヤウ‥【西洋茜】

  1. 〘 名詞 〙 アカネ科のつる性多年草。ヨーロッパ原産で、日本でもまれに栽培される。高さ三〇~八〇センチメートル。茎は四角柱状で稜(りょう)には小さな逆刺がある。葉は長さ約三~五センチメートルの長楕円形または披針形、ふつう六個ずつ輪生状につくがそのうち二個が真の葉で他は托葉(たくよう)。夏から秋にかけ、枝先に先が五裂した小さな淡黄色の花が群がって咲く。古くは根から染料をとった。むつばあかね。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「西洋茜」の解説

西洋茜 (セイヨウアカネ)

学名Rubia tinctorum
植物。アカネ科の多年草,園芸植物,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android