西白渚村(読み)にししらすかむら

日本歴史地名大系 「西白渚村」の解説

西白渚村
にししらすかむら

[現在地名]和田町白渚

白渚村(東白渚村)南西に位置し、海に面する。南限は三原みはら川。伊南房州通いなんぼうしゆうどおり往還が通る。元禄一二年(一六九九)真浦もうら村から分離・独立したと伝え(明治元年「分村事蹟并口牌之記」真浦区有文書)、元文村高帳に村名がみえる。高五七石余で、旗本前田孝始領。「寛政重修諸家譜」によると前田氏が安房采地を与えられたのは元禄一〇年なので、分村以前から知行していたものとみられる。以後天保一四年(一八四三)まで同家領として続くが、同年武蔵忍藩領となる(忍藩領郷村高帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む