采地(読み)サイチ

精選版 日本国語大辞典 「采地」の意味・読み・例文・類語

さい‐ち【采地】

  1. 〘 名詞 〙 領地。知行所。采邑(さいゆう)食邑
    1. [初出の実例]「錐を立る斗の采地を領せられ」(出典:仮名草子・智恵鑑(1660)七)
    2. [その他の文献]〔韓詩外伝‐八〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「采地」の読み・字形・画数・意味

【采地】さいち

大夫の食邑として与えられる所。〔韓詩外伝、八〕天子侯の爲に封を受(さづ)く。之れを地と謂ふ。百里侯は三十里を以てす。

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