西神通村(読み)にしじんづうむら

日本歴史地名大系 「西神通村」の解説

西神通村
にしじんづうむら

[現在地名]八尾町西神通

薄島うすじま村の東、神通川の中洲にある。正保郷帳に村名がみえ、村高は中神通村薄島村と合せて二九三石余、田方一三町一反余・畑方六町四反余。元禄一一年(一六九八)郷村高辻帳では高一三三石余。享保六年(一七二一)の村付高改帳(島倉家文書)では高四四石余。寛政二年(一七九〇)の高物成品々手鏡では古高四〇石余・定免四ツ、新田高一七〇石余・平均免七歩六厘余、銀納畠九三二歩(一〇〇歩につき二匁あるいは一匁)、銀納林は一千八〇二歩(一〇〇歩につき二匁あるいは二分)、小物成銀は簗役四匁・鮭川仕切役四三匁余・鱒川仕切役一匁余・野川原役九匁余・舟五艘二五匁・指簗役一匁。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 崇敬 幕末

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android