西秩父別屯田兵村(読み)にしちつぷぺつとんでんへいそん

日本歴史地名大系 「西秩父別屯田兵村」の解説

西秩父別屯田兵村
にしちつぷぺつとんでんへいそん

明治二八―二九年(一八九五―九六)屯田歩兵第一大隊第一中隊二〇〇名と家族が入植した地域。東に東秩父別屯田兵村がある。「北海道屯田兵制度」によると給与土地三一四万二千二五〇坪・公有財産地二九一万四三三坪・官有地二万三千五〇〇坪。第一給与地一戸一・五ヘクタールに屯田兵屋が建てられ、二丁目道路に面して一一六番から一五八番が位置し、あとは一番通に二一八番から二六〇番、二番通に二六五番から三〇八番、三番通に三一〇番と三一二番から三五七番、四番通に三五八番から三九〇番、五番通に三九一番から四〇〇番の合計二〇〇戸であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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