見え分く(読み)ミエワク

デジタル大辞泉 「見え分く」の意味・読み・例文・類語

みえ‐わ・く【見え分く】

[動カ五(四)]他と区別してはっきりそれと見える。見分けがつく。
海岸景色も―・かぬほど」〈荷風あめりか物語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「見え分く」の意味・読み・例文・類語

みえ‐わ・く【見分】

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 区別して見える。見分けがつく。はっきりと見える。
    1. [初出の実例]「その顔ども見えわかず」(出典:紫式部日記(1010頃か)寛弘五年一一月一七日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android